
ロスカット
外国為替マーケットは原則24時間動き続けることから、いつ何時大きな損失を被る目に遭遇するかわかりません。
そういう意味では「マージンコール」が一日一回のチェックなので、リスク管理としては不十分ともいえます。
そこで「ロスカット」というリスク管理機能が活躍します。
ロスカットとは、口座の維持率が、その口座に対しあらかじめ設定したロットレベル(50パーセント、40パーセント、30パーセント、20パーセントの4通りの中から任意で選択)を下回ると、すべてのポジションが強制的に決済され、自動的に取引がストップされるという機能です。
このロスカットを執行するための利用者のポジションの時価評価を、外為どっとコムでは1~5分毎に行っています。
それでは、具体的な取引で説明いたします。
最低取引保証金として10万円を預入資金とし、ロスカットレベルは20パーセントに設定したとします。
1ドル=100円の時に、1万ドルを購入。
その後、1~5分毎の時価評価がされた時に、1ドル=91円99銭まで円高が進行したとします。
1ドル=91円99銭になると、損失額は、
▲8円01銭×1万(ドルの数量分)=▲8万100円
となります。また、このときの維持率は、
(10万円-8万100円)÷10万円→19.9パーセント
となり、ロスカットレベルである20パーセントを下回っています。
言い方を変えれば、保証金として預け入れた10万円の(100パーセント-19.9パーセント)80.1パーセントの損失が出てしまっている状態だということです。
ロスカットレベルである20パーセントを下回ったととから、ロスカットが執行され、すべてのポジションは強制的に反対売買されます。
マージンコールやロスカットは利用者の損失を最小限にとどめるためのシステムで、これによりよほどの急激な値動きでない限り、損失を保証金額内に抑えることができます。
こうしたリスク管理がなされているので、安心して取引ができます。
ですから、必要以上に恐れることがないことは無いということになります。